英語のDon’tとLet’sを使った命令文はこれでバッチリ!練習問題付きで徹底解説

英語のDon’tとLet’sを使った命令文はこれでバッチリ!練習問題付きで徹底解説

英語のDon’tとLet’sを使った命令文を練習問題付きで詳しく解説していきます。

英文法が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。

英文法の命令文とは

「ねえ、聞いて。」と「おい、聞け。」は大違いですが、英訳すればどちらも同じ「Hey, listen.」です。主語「you」が省略され、動詞の原形または「be」で始まる形です。

文法では命令文と言われますが、命令だけではなく相手に何かしてほしい時やすすめる時にも使います。文頭または文末に「please」を添えると丁寧になりますが、日常英会話ではあまり使われなかったりします。

ちなみに「please」がないからといって命令しているとは限らず、親しい間柄ではもっぱら「~して」という感覚で命令文が使われます。例文を見てみましょう。

Look! That’s a Ferrari.
見て!フェラーリよ。

“How can I get to the station?”
“Go down this street 2 blocks and turn left, …”
「駅へはどう行けばいいですか。」
「この通りを2ブロック行って左へ曲がって…」
*go downのdownは下り坂を行くという意味ではなく、話者から離れて行くことを表します。訳さない方が自然です。

“Can I go now?”
“Not yet. Be patient.”
「もう行ってもいい?」
「まだよ。我慢しなさい。」

英語圏の人は次のような挨拶をするのが習慣ですが、これらの文もパッと見は命令文です。

Have a nice day. (いい一日を。)
Have a nice trip. (楽しい旅を。)
Take care. (じゃあね。)
*「Take care. 」は体に気をつけてねという意味でも使われます。
Take it easy. (じゃあね。)
*「Take it easy. 」はのんびりして(無理しないで)という意味でも使われます。

Don’tを使った命令文

「~するな」や「~しないで」と言いたい時は「Don’t」を使います。

Don’t make noise, please.
The baby is sleeping.
お願い音を立てないで。
赤ちゃんが寝ているの。

Don’t be shy.
Speak up!
恥ずかしがらないで。
話してごらんよ!

Let’sを使った命令文

「~しよう」は「Let’s」を使って表します。「Let’s」は「Let us」の短縮形で、直訳すれば「私たちに~させて」となります。

Let’s go for a ride.
ドライブに出かけよう。

Let’s be friends.
友達でいよう。(または「友達になろう。」)

否定は「Let’s not」または「Don’t let’s」です。

Let’s not do it right now.
Let’s wait until tomorrow.
それを今すぐするのはやめておこう。
明日まで待とう。

“Shall we order a pizza?”
“No, let’s not.”
「ピザを注文しましょうか。」
「いや、やめておこう。」

Don’t let’s argue.
言い争うのはやめよう。

Don’tとLet’sの使い方がわかる練習問題

Don’tとLet’sの使い方がわかる練習問題です。

Q1. 次のひと言に対する返答として最も適切と思われる文章を①~⑤の中から選んでください。ただし、それぞれ1回ずつしか使えません。

1. The elevator is full.
2. You shouldn’t say that.
3. I feel *down in the dumps.
4. Did you *paint the door?
5. I’m getting hungry.

① Oh, don’t touch! It’s still wet!
② What’s the matter? Just tell me.
③ Me, too. Let’s go out to eat.
④ Let’s not take it. We can walk.
⑤ Excuse me, please. I *went too far.

*down in the dumps: 落ち込んで、意気消沈して
*paint: ~にペンキを塗る
*went too far: 言い過ぎた

Q2. [ ]内の語句を並べ替えて自然な会話文を完成させてください。必要に応じて大文字に変えてください。

1. “Shall we play video games?”
“No, [ and / let’s / play / outside / go ] tennis.

2. “Hurry up, or I’ll leave you!”
“[ without / go / me / don’t ]!

3. “Wow, did you make all of these? They look delicious.”
“I hope they taste good, too. Well, go [ yourself / ahead / help / and ].

4. “I’m sorry, Mr. Trump. I was careless.”
“It’ okay, but [ make / again / the same / don’t / mistake ].

5. “This is bad. What shall we do?”
“[ not / too / let’s / it / take ] seriously. Let’s try to relax.”

Q3. 次の会話文の( )にあてはまる動詞を下の [ ] の中から選び、絵が表す内容に合う会話文を完成させてください。必要に応じて大文字に変えてください。

登場人物:リスはりす君、リスの女の子はレイチェル、金髪の子はハナちゃん、青い髪の子はりかちゃんです。

don'tとlet'sの挿絵

[ see wait come give take have ]

1. “( ) a nice trip, Hana.”
“Thanks, I will. ( ) you!”

2. “( ) for me, Risu!”
“( ) on, Rachel. Don’t say you’re tired already.”

3. “( ) me a few minutes, and I’ll finish eating.”
“Don’t rush. ( ) your time.”

Don’tとLet’sの使い方がわかる練習問題の解説

Don’tとLet’sの使い方がわかる練習問題の解説です。

Q1. 次のひと言に対する返答として最も適切と思われる文章を①~⑤の中から選んでください。ただし、それぞれ1回ずつしか使えません。

1. The elevator is full.
④ Let’s not take it. We can walk.
エレベーターは満員だ。乗らないでおこう。僕らは歩ける。

2. You shouldn’t say that.
⑤ Excuse me, please. I went too far.
そんな事言うべきじゃないわ。
ごめんなさい。言い過ぎたわ。

3. I feel down in the dumps.
② What’s the matter? Just tell me.
気分が落ち込んでいるの。
どうしたの?話してよ。

「in the dumps」がなくても「落ち込んでいる」という意味になります。「feel blue」とも言います。

4. Did you paint the door?
① Oh, don’t touch! It’s still wet!
ドアにペンキ塗ったの?
あっ、触らないで!まだ濡れてる!

5. I’m getting hungry.
③ Me, too. Let’s go out to eat.
お腹すいてきたな。
僕も。食べに行こう。

Q2. [ ]内の語句を並べ替えて自然な会話文を完成させてください。必要に応じて大文字に変えてください。

1. “Shall we play video games?”
“No, let’s go outside and play tennis.
「テレビゲームする?」
「いや、外へ出てテニスしよう。」

2. “Hurry up, or I’ll leave you!”
Don’t go without me!
「急げ。でないと置いて行くぞ。」
「置いて行かないで!」

(~と)一緒に行くは「go with~」で、その反対は「go without~」です。

3. “Wow, did you make all of these? They look delicious.”
“I hope they taste good, too. Well, go ahead and help yourself.
「うわ~、これ全部君が作ったの?美味しそう。」
「(味も)美味しければいいんだけど。ま、どうぞ自由に取って召し上がれ。」

*go ahead=「どうぞ」「お先にどうぞ」
*help oneself=「セルフサービス」を表すイディオム

4. “I’m sorry, Mr. Trump. I was careless.”
“It’ okay, but don’t make the same mistake again.
「トランプさん、申し訳ございません。私の不注意でした。」
「いいんですよ。でも同じ間違いを二度としないようにしてくださいね。」

5. “This is bad. What shall we do?”
Let’s not take it too seriously. Let’s try to relax.”
「これはマズいな。どうしよう?」
「あまり深刻になりすぎないようにしよう。落ち着くようにしよう。」

*take=「受け止める」「解釈する」
take it easy=「気楽に受け止める」

Q3. 次の会話文の( )にあてはまる動詞を下の [ ] の中から選び、絵が表す内容に合う会話文を完成させてください。必要に応じて大文字に変えてください。

登場人物:リスはりす君、リスの女の子はレイチェル、金髪の子はハナちゃん、青い髪の子はりかちゃんです。

don'tとlet'sの挿絵

[ see wait come give take have ]

1. “( Have ) a nice trip, Hana.”
“Thanks, I will. ( See ) you!”
「ハナちゃん、旅行を楽しんでね。」
「うん、ありがとう。またね。」

「I will.」は「~してね」に対する返事としてよく使われます。ここでは「I will have a nice trip.」のことです。「そうするわ。」といったニュアンスです。

「See you.」は「Good-bye」の代わりに使われますが、またすぐに会う人には「See you later.」と言うのが一般的です。「See you again.」はしばらく離れ離れになる時に使われます。

2. “( Wait ) for me, Mike!”
“( Come ) on, Chris. Don’t say you’re tired already.”
「待ってくれ~、マイク。」
「しっかりしろよ、クリス。もう(すでに)疲れたなんて言うなよ。」

追いかける人が「待って」と言う時は「wait」の後に「for me」を付けましょう。「思ったより早く」という意味の「もう」は「already」で表します。

3. “( Give ) me a few minutes, and I’ll finish eating.”
“Don’t rush. ( Take ) your time.”
「5分ちょうだい。そうしたら食べ終わるわ。」
「急がないで。ゆっくり食べて。」

( )の後に目的語が2つ(me, a few minutes)続いていることから「give」と推測できます。「Take your time.」は日本語の「ごゆっくり」に当たるひと言です。「time」は特に冠詞の使い方がまぎらわしい単語です。


It won’t take time. …無冠詞
時間はかからない(だろう)。

We had a good time.…不定冠詞 a
私たちは楽しいひと時を過ごした。

Do you have the time?…定冠詞 the
今何時ですか。

まとめ

Don’tとLet’sの使い方は簡単なので、これを機会にマスターしてしまいましょう。