子どもを高校留学させたい|ポピュラーでオススメの渡航時期は2年生

子どもを高校留学させたい|ポピュラーでオススメの渡航時期は2年生

高校留学とは、その名のとおり「高校在学中にする留学」のことです。

この際、在学している学校から援助金がもらえるという場合はほとんどありません。全国に多数点在する留学機関、エージェントを通して個人的に留学することを言います。

期間は6~1年がほとんどで、費用も安い場合は200万前後ですが、ほとんどの場合は300万前後かかります。

留学の際は、単位認定制度が認められている高校が多く、通常通り3年で卒業できるところもあります。逆に、留学時期が年度末になればなるほど、進路などの選定・確定がかなり厳しくなってきますので「もう一年じっくり考える」という方も多くいる現状があります。

高校留学は、日本の法律上「高校在学中に一度」が限度なので後悔のない留学にしたいものです。日本の高校は2年留年以上は在学禁止と定めているところもあります。最もポピュラーかつオススメの渡航時期は2年生時の秋ごろです。

高校留学に必要な資格

高校留学に必要な資格は基本的にありません。出発前に、留学機関が定める「渡航前オリエンテーション」(出席必須)に参加していれば問題なく渡航することができます。いわゆる「事前研修」のようなものです。

多少の英語力を試すテストを課す場合も多いですが、ほとんどの場合は無資格で留学可能です。

留学する前に

ここからは簡単な手順を紹介し、その後トピックごとに詳しく説明していきたいと思います。

明確な目標を決める(渡航先・期間など)

自分の行きたい国、目標を決めることでスムーズに手続きをすることができます。インターネットの情報や、留学機関のカウンセリングなどを通してまずは目先の目標を決めておきましょう。

留学機関を決める

自分にあった場所を選びましょう。妥協はしないことをオススメします。地域が違うとしても、丁寧にサポートしてくれる場所を選んだほうが今後面倒なことにならずに済みます。

十分な予算を準備する

留学費用とは別に緊急時のために約20万円ほど予備費用を持っていくことが一般的です。換金は現地でもできますし、渡航前に日本で換金して所持しておくのも得策です。

しかし、現金なのできちんと管理しましょう。小さな南京錠をお財布につけておくなど小さな管理でも、最悪の事態はまぬがれます。

高校留学の手順

高校留学の手順をご紹介します。

入学先を決定する

高校生を受け入れてくれる海外提携校は、ほとんどが大手・しっかりとした高校なので安心して渡航できます。事前にしっかりと目標さえ決めていれば自ずと渡航先は決まるでしょう。

料金もそれなりにかかるので妥協策はやめたほうがいいです。また、妥協するぐらいならそのお金を次回にまわして留学したほうが有意義なものになります。

パスポートの申請・切り替え

これは既に持っている人には必要ありません。しかし、初めて行く方にとっては重要な身分証明書となるので必ず申請してください。以下は申請書類です。

①一般旅券発給申請書 1通
各都道府県に設置してある旅券事務所で入手してください。

②戸籍謄(抄)本 1通

③住民票の写し 1通

④写真 1葉

⑤申請者本人に間違いないことを確認できる書類
(運転免許証、学生証、その他身分証明書)

上記は「全て」必要になります。特に写真は規格のものしか受け付けてくれませんので、駅前やデパートなどに設置されている簡易証明書用写真機で撮影するのが得策です。

必要書類送付後~受け取りまで早ければ1週間程度、だいたい長くても約1ヶ月程度ですので、余裕を持って準備しましょう。

ちなみに申請は代理人でも可能ですが受け取りは必ず本人でなければなりませんので注意してください。代理人を立てる場合は、別途代理人証明書(書類にかいてありますのですぐにわかります)と代理人委託書(これは本人の自署が必ず必要です)が必要になります。

以下は各旅券の種類別にかかる料金です。

10年間有効な旅券(20歳以上申請の場合)…合計16,000円程度
5年間有効な旅券(12歳以上申請の場合)…合計11,000円程度
5年間有効な旅券(12歳未満申請の場合)…合計6,000円程度

この5年間有効のものか、10年間有効のものかのどちらかしかありません。また、パスポートのページがなくなってしまうと同じように再申請しなければなりませんので、かなりの頻度で渡航する方にとっては10年間よりも5年間のパスポートを使ったほうがお得にはなります。

ギリギリになってパスポートがまだ取れていない、となってしまうと希望時期に渡航できなかったり、最悪の場合は留学が取り消しとなる場合もあります。また渡航先の国によっては「パスポートの残り期限~ヶ月以上必要」などの記載もありますので、必ず確認してください。

渡航先について、入国審査を受けるときにどれだけ他の準備がOKだったとしても追い返されてしまいます。その場で申請するならばその国の大使館に行かなければなりませんし、2~3週間は足止めをさせられてしまいます。

加えて、当たり前のことですが足止めされてしまうと語学学校への手続きなど面倒なことも増えてしまいます。特に料金などは先払い制がほとんどなので返ってきません。最初の準備は肝心ということですね。

航空券の準備など

航空券準備は時期によって値段が変動します。渡航先によっても、混み合う時期だと航空券入手が難しい場合があります。その時は、担当の留学機関エージェントに頼めば航空券入手を代行してくれるところがほとんどです。

ちなみに、代行手数料が掛かる場合もありますので、その点については留学の見積もりをだしてもらうときに確認してください。もし掛かる場合でも、相場は1~3万程度です。

ビザの申請

パスポートと同じぐらい大切なものです。これがないと長期滞在、また渡航先の学校へ行かせてもらえません。ビザは渡航先の国から、あなたの個人としての信頼度を認めてもらうための書類のようなものです。ビザはパスポートに直接貼付されます。

渡航先の国々によって申請の仕方が違います。昨今では、アメリカのビザ申請の場合に面接をするという場合もありますし、オンライン申請であとは入手のみというところもあります。

セキュリティ上の問題もあるので、入手までおよそ1ヶ月ぐらいはみておいたほうがいいでしょう。基本的には、渡航時期の3ヶ月前ぐらいがベストになります。

またビザの申請は留学エージェントに代行してもらうことも可能です。その際は必要書類をきちんと揃えて、提出してから代行してもらうことになります。

しかし、受け取りはかならず本人がしなければいけないので注意が必要です。ちなみに、このビザ申請代行も別途手数料がかかりますので、見積もり時に確認してください。相場は全て込で3~5万円ほどです。

在学証明書の発行と入学許可証の入手

高校留学では、必要な資格などがない分、高校生活における態度というものが重視されます。欠席数超過や非行経歴有りだと、多くの場合が入学を許可してくれません。

在学証明書と在学校の校長先生などに発行してもらい、証明書を渡航先の提携校に留学機関を通して送付します。その後、約2週間ほどで入学許可証が届きます。同時に成績表などを発行する場合もあります。これで出発の準備は完了です。

高校留学の強み

高校留学の強みはなんといっても、進学にかかってきます。外国語を他の生徒に比べて流暢に話せる、海外渡航の経験があるなどという経歴は、大学進学やその他就職の際にもかなり有利に働いてくれます。

昨今で需要のある「中国語」「英語」「フランス語」などを早いうちから話せるというのは人生においてもかなりの利点となります。

特に、高校の間に留学をするというのは、時期的にものすごく有利な点が二つほどあります。

人間は12歳までに母国語の最終発達を終えるそうです。12歳以前に海外で過ごしたことのある、外国語を話す必要性があったという場合には言語に対してかなりルーズになってしまうのです。

しかし、中学校で留学というのは義務教育上好ましくありませんし、かつ親御さんとしても不安だと思います。

その点、高校生というのは義務教育が終わっていて教育上法律にしばられることもありませんし、自立した年頃なので安心して送り出すことができます。また、母国語の発達が完全に終わっているので、第二言語を学び始めるにはちょうどいいのです。

日本で外国語をたしなむ人々の多くが「大学に行ってから留学した方」ばかりです。大学生というのは、既に母国語の発達を終えているにも関わらず、脳の言語記憶メモリがかなり減っています。

多言語を覚えるには、少々一つの言語に慣れすぎてしまっているのです。そのような点でも、高校生で留学というのは有利と言えます。

高校留学後の進路

9割以上の高校留学経験者が海外大学、国内の外国語系大学に進学します。私自身も関西にある外国語大学を出ています。何故外国語大学なのか?

それは、外大のほうが「留学経験者」を他の大学に比べて優遇してくれるからです。学費免除や、授業料半額などの特典がつくことも珍しくありませんし、入試に関しては特別選抜入試、外国語技能入試などの留学経験者・留学生を対象とした入試を受けることができ、一般入試よりも有利に入学することができます。

また、新たな外国語を専攻するのも良いですし、高校留学で渡航した国の言語を再度学びなおすこともオススメです。

加えて、外国語大学は留学制度が充実しているところが多いので、再度留学に行く場合はノウハウもわかっているので準備などがスムーズに進みます。新しい国を選ぶにしても、基礎言語が二種類あるというのは最高の強みになってくれます。

留学選抜試験でも、優先的に選抜されますし、留学に関する奨学金も優遇されます。

高校留学をしたにも関わらず進学しないのはあまりにももったいないので、是非進学に挑戦することをオススメします。

高校留学をした方へのアドバイス

ここからは、高校留学を経験したあとにしておくと良いことを明記していきます。

高校留学を経験した方にオススメしたいのが、国内の「英語検定協会」などが実施する外国語能力判定テストを受けることです。

英語圏の方ならば、英検・TOEIC・TOEFL・TOEFL iBT・IELTSなど。最後のほうに挙げたTOEFL iBTとILETSなどは海外大学進学や、海外大学院進学の際に必要な英語力証明に多いに役立ちます。

これらは正直言って、オールランダーな英語力を試すためのものですので、かなり難しいですしテスト時間も長いです。

さらに、これらのテストのうち、世界中で最も知名度の高い(日本国内ではまだ始まって日が浅いので認知度は低いです)IELTSのテスト結果は試験後2年間のみ有効です。

2年間を過ぎると、その際に受けたテスト結果は「無効」となってしまいます。注意してください。

同様にフランス語、ドイツ語、スペイン語など主要言語に関しても国内で外国語能力判定テストを受けることが可能です。

英検などと同様に「級別」になっていますので、取得した級によって現在の外国語能力を知ることができます。ちなみに、これらはIELTSなどと違って有効期限は存在しません。

外国語能力判定テストの強みは、生涯を通して自分の経歴として残すことができるという点です。IELTSは例外ですが、そのほかのテストに関しては一生自分のスコア結果は経歴として活用できますし、国から認められます。

転職、就職、進学の際にかなりの優待を受けることができます。

高校留学という経歴に花を添える、というわけではありませんが、高校留学後の未来の可能性を広げるという点では絶対にオススメしたいことです。是非多くの外国語能力判定テストを受けてみてくださいね。

まとめ

最も国内で認知度の高いTOEICのスコアの平均(大学新卒者・就職の際に有利に働く最低点)は650点程度と言われています。990点満点中、6割を取るだけであなたの今後の人生の可能性は大きく変わってきます。

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