英語で「ごめんなさい」と言いたい時は要注意!I’m sorry.と簡単に言わない方が良い理由とは

英語で「ごめんなさい」と言いたい時は要注意!I’m sorry.と簡単に言わない方が良い理由とは

日本語と英語では、同じ意味のようでニュアンスが大きく違う言葉があります。

例えば「ごめんなさい」と「I’m sorry.」の謝る時のニュアンスの違いは、注意しておかないと痛い目にあうポイントの1です。なぜ、注意した方が良いのかその理由をご紹介します。

英語の「すみません」の言い方|悪いことをしていない時

「すみません」は「ごめんなさい」と同じように謝る時に使われる表現ですが、私たち日本人は悪いことをしていなくても「すみません」という言葉を使います。

満員電車やエレベーターで通路をあけてもらいたい時、お店で少し離れたところにいる店員さんを呼ぶ時、前を歩いている人が落し物をしたので呼びとめたい時など、いろいろな場合に「すみません」を使っていると思います。

このように人を呼びとめる時の「すみません」は、英語では「Excuse me.」を使います。他にも咳やくしゃみをした時、レストランでフォークやナイフを落とした時などマナー違反をしてしまった時にも「Excuse me.」を使う形です。

「I’m sorry.」とは言わないので間違えないようにしましょう。

「I’m sorry.」と簡単に言わない方が良い理由

交通事故が起こった時、仕事でトラブルになった時など、欧米人はなかなか謝らない印象を持っている日本人の方も多いと思います。

日本人は「相手が怒っているのであればとりあえず謝っておこう」と言うことで「ごめんなさい」を使うことがありますが、海外では簡単に「I’m sorry.」とは言いません。英語の「I’m sorry.」は日本語の「ごめんなさい」よりずっと謝罪の意味が強いからです。

「I’m sorry.」は「ごめんなさい、非は私の方にあるので全ての責任は自分にあります。」というくらいの意味を含んでいます。日本語の「ごめんなさい」は相手に非があった場合でも使うことがありますが、「I’m sorry.」はそのような時には使いません。

そのため、もし間違って「I’m sorry.」を使ってしまうと、裁判の際に不利になることもあるくらいです。アメリカでは自動車保険に入る時、保険会社の人が「簡単にI’m sorry.と言わないこと」と念を押すくらいです。だから人とぶつかった時も「Excuse me.」が使われます。

日本人の方が失礼だと思われるケース

英語の「I’m sorry.」は心から自分に非がある時に使うので、日本語の「ごめんなさい」の感覚で「I’m sorry.」を使うと、日本人の方が失礼だと思われることもあります。

例えば、ちょっと失敗してしまって、照れ笑いや苦笑いをしながら「I’m sorry.」と言うと、「笑いながら謝るとはふざけているのか、失礼なやつだ」と誠意が伝わりません。

そもそも、悪いと思っていないのに口先だけ「I’m sorry.」と言うのは、人を馬鹿にしているように捉えられてしまいます。

「I’m sorry.」を使う時はただ謝るだけではなく、何に対して過失があり謝っているのか、誰に責任があるのか、何を申し出ることができるのかなど具体的な誠意を示すことが必要です。

逆に海外で相手が「I’m sorry.」と言った時は、本当に心から謝ってくれているのだ、と捉えるようにしましょう。

まとめ

日本語を英語に訳すだけではニュアンスの違いに気づけなかったりします。そうなると、日本人は欧米人を「外国人は謝らない」と感じ、欧米人は日本人を「日本人は口先だけ」と、無用な誤解や不満を生んでしまいます。

場合によっては誤解や不満だけでなく損害賠償を請求され、相手のほうが悪いのに責任を負わされてしまうかもしれません。

それぞれの言葉のニュアンスや文化の違いを理解し、なぜそうなるのか理解した上で「I’m sorry.」や「Excuse me.」などの言葉を使い分けるようにしましょう。