プチ留学とは|短期間の海外旅行や海外滞在の間に習い事やおけいこ事を体験する留学

プチ留学とは|短期間の海外旅行や海外滞在の間に習い事やおけいこ事を体験する留学

プチ留学とは、短期間の海外旅行や海外滞在の間に各種の習い事やおけいこ事を体験する留学スタイルのことです。海外旅行のあいまにちょっとなにかを習いたい、そんな方にもおすすめです。

一般的な留学というと、海外の大学や語学専門学校へ通うというイメージをされる方が多いかもしれません。プチ留学の場合は、語学学校などに通わず数日から長くても一カ月以下という短い期間で習い事をする方が大半です。

行く前に特別な準備や勉強をせずに現地で初めて習う方も多くいりのでとても手軽なスタイルです。スクールの費用は国や内容によって違うので各地の相場を調べる必要があります。内容により1日数万円から1カ月で数十万円まで幅があります。

ニューヨークで俳優のたまごとして演技を学んだり、パリでファッションについて学んだり、ローマで料理を習ったりなど、世界各地でその都市ならではのおけいこ事がたくさんあるのでご自身にあった内容を探してみてはいかがでしょうか。

こんなプチ留学があります。

  • カメラ撮影技術を学ぶ
  • ファッションを学ぶ
  • ダンスを学ぶ
  • ボイストレーニングを受ける
  • クッキングを習う、シェフの勉強をする
  • アートを学ぶ
  • 俳優(アクティング)として演技を学ぶ
  • フラワーデザインを習う
  • メイクを習う
  • ネイルを習う

プチ留学の体験者の声

実際にプチ留学をしたという方に体験談を聞きました。

ニューヨークでボーカルレッスンを受けたというAさん(26 歳女性・会社員)

以前から本場のミュージカルを観たくていつかニューヨークに行きたいと思っていました。せっかくいくのでなにか面白いことができないかなと思って調べていたら、現地でいろいろな習い事ができると知りました。

実は学生の時にバンドを組んでボーカルをしていたんです。ニューヨークでボーカルのレッスンを受けられるのを見つけて勢いで申し込みました。旅行期間は1週間。移動で3日間ほどかかるので、実質は4日間くらいでした。

その間に40分×3回午後にレッスンを受けました。びっくりしたのは、ミュージカルに出演している現役の人たちが先生だったこと。声の質とか出し方とか体の表現の仕方なんかも迫力満点でした!

先生は日本語をまったく話せなかったので、しかもわたしも英会話はほとんどできなくてはじめはかなり緊張しました。

日常会話もちょっと無理というレベルですが、先生が身振り手振りや見本をしっかり見せてくれたので、言葉はわからなくても伝わってきました。

お昼は買い物や散歩して、午後からレッスンを受けて、夜はご飯を食べてミュージカルを観にいっていました。かなり充実した旅行でした。何カ月も滞在して本格的にボーカルやダンスのレッスンも受けたいなと思いました。

いつかお金がたまったら仕事を辞めてニューヨークに行きたいなと思っています。

Aさんは観光やプチ留学をたっぷり楽しまれたようです。留学というと大変な気がするかもしれませんが、プチ留学の場合気軽にできるのが特徴です。

むずかしく考えずにいつか習いたいと思っていたことを習ってみるとよいことでしょう。それでは、実際にプチ留学をする手順を紹介していきます。

プチ留学をする手順

プチ留学の選び方のパターンは2つあります。

海外で学びたいおけいこ事・習い事がはっきりしている方

例えばフランス料理を習いたい方がフランスに行く、ベリーダンスを習いにトルコやエジプトに行く、などの場合です。やりたいことがはっきり決まっているので行く国や都市が決まりやすいのが特徴です。

予算と相談しながらも、せっかく習うのであればその習い事の本場の国でいつかいきたい憧れの場所に選ぶとあとで後悔することはないはずです。

海外旅行へ行くついでにせっかくなのでなにかおけいこ事・習い事がしたい方

特に何か習いたいものはないけれど、せっかく海外旅行にいくのでついでに何か学べればという方の決め方です。

ハワイに旅行に行ったときに、ハワイアンダンスやハワイ料理やフラワーアレンジメントを習ったり、ロサンゼルスに旅行に行くついでにメイクを習ったりなど。単なる旅行だけでなくプラスアルファの経験や思い出がきっと得られることでしょう。

限られた旅行期間の間にうまくあてはまるお習い事のコースがあるかどうか、旅行する前にしっかり調べておく必要があります。さきほど紹介したニューヨークでボーカルレッスンを受けたAさんはこのタイプにあたります。

費用について

一般的にプチ留学にかかる費用は次のような内容です。どれくらいの予算でどの都市に行くのかによって、スクール費用や生活費も大きくかわります。ご予算と相談しながら行く場所やスクールや滞在期間を決めましょう。

夏休みや春休み、正月など日本の休みの時期は渡航費が大幅に高くなることがほとんどです。航空運賃や宿泊費、それにスクール費用が含まれるパッケージツアータイプの留学を用意している旅行代理店やスクールもあります。

  • 渡航費(飛行機の航空運賃、燃料サーチャージ、空港料)
  • 宿泊費
  • スクール費用(受講費、教材費など)
  • 生活費(食費など含む)
  • 交通費
  • 観光する費用
  • お小遣いやお土産代
  • その他
  • (事前にビザ取得が必要な場合は、ビザ取得費用が必要になります)

スクールの選び方

1日で習う短期の内容から数週間習うコースもあります。1日で習う習い事は、日本の旅行会社が運営しているツアー(現地の事務所でも申し込み可能な内容が多くあります)もあります。

インターネットで検索するとたくさんの旅行会社や、現地のスクールを紹介している代理店が見つかることでしょう。

日本語で検索するときは、「都市名+習い事の種類(その他、短期留学、スクール、教室など)」を入力して検索すると多数見つかるはずです。

日本語だけでなく、英語や現地の言語で検索すれば現地の方が習う教室がみつかることもあるので、語学がちょっとできる方はぜひお試しください。

ただし、スクールのレベルや講師の質などは高いところもあれば低いところもあります。口コミサイトなどを活用して、ご自身に適したスクールを探されるとよいでしょう。

<スクールを選ぶ際のポイント>

  • 日本語対応のホームページがあるか、もしくは日本語で書かれた代理店があるか(ない場合、英語や現地語のページを確認する必要があります)
  • 実績があるか(過去に日本人を受け入れているかどうか)
  • 何が学べるかはっきりわかる内容なっている
  • 自分が習いたい内容とスクールの授業内容がぴったりあっている
  • コースの期間は自分の旅行予定にあっている
  • 料金が明確に書かれている
  • 支払方法が明確(クレジットカード、現地払いなど)
  • 申込方法がわかりやすい
  • 連絡先が書いている。一度メールなどで問合せしてみましょう
  • 問合せするときに日本語対応しているか
  • 先生は日本語を話せるか
  • 習い事は日本語で教えてもらえるか(英語など現地の言葉で教えるスクールの場合があります。ある程度語学ができる方でなければ、日本語で教える講座を選んだほうがよいでしょう)
  • スクールの場所は通いやすい場所か(ホテルなどから行きやすい場所かどうか確認します。電車やバス、タクシーや徒歩で行ける範囲で選びましょう。お習い事が終わるのが夕方以降のコースの場合、帰り道が安全かどうかも気になるところです。安全なエリアかどうか確認されるとよいでしょう)
  • アクティビティは充実しているか(スクールが終わった後にアクティビティ(活動や遊び)があるスクールもあります)
  • スクールの申し込み方法(主にメールやスカイプなどで連絡を取りあい、問題なければ契約書にサインして、クレジットカードで決済(もしくは現地で精算)します。)英文の契約書や申込書しかないスクールもありますので注意が必要です。あとでトラブルになった時のために、メールでのやりとりは保存しておきましょう。

注意:現地でよくあるトラブル

申し込みしていたはずなのに現地に行ってみると伝わっていなかったという例もあります。年には念を入れて、旅行前にスクールと連絡をこまめにとっておくことが大事です。

住まい

数週間ホテルに滞在すると費用が高額になる場合があります。数週間から1カ月単位で借りられる短期型のアパートなどを借りるのもひとつの手です。

宿泊費用も抑えられ、自炊ができる施設もあるので食費も浮かせることもできます。ご自身の希望と費用を見比べて宿泊施設を選びましょう。

<宿泊施設の種類>

①ホテル
一番オーソドックスな宿泊施設と言えばやはりホテルです。ホテルのグレードにもよりますが、毎日清潔なベッドとシャンプーなどのアメニティが置かれていることも多く、ホテルならではサービスを受けられます。ただ宿泊費用は他の宿泊施設に比べ割高になりがちです。ホテルは同じ地域でもグレードや場所などによって値段が大きく変わります。ご予算にあったホテルを探してみるとよいでしょう。

②短期滞在型のアパートメント
数日?数週間、数か月借りることができるアパートメントタイプの宿泊施設です。一人で一部屋借りることや、数名で一部屋借りることができるタイプがあります。アパートによっては共同キッチン・共同バストイレで個室のタイプなど種類は様々あります。

③ゲストハウス・ゲストルーム
主に素泊まりの宿泊施設のことです。サービスは簡素化されていることが多く、シャワールームやトイレも共有なのが大半です。その分単価が安いのが特徴です。世界を放浪するバックパッカーの方がよく利用しています。ドミトリータイプは、相部屋のタイプです。いろいろな旅行者が宿泊していることも多いので、各国の旅行者との情報交換や交流することもできます。ゲストハウスによっては、鍵付でバストイレのついた個室があるところもあります。清潔そうなゲストハウスかどうかはホームページや口コミサイトを参考にされるとよいでしょう。

④ホームステイ
現地の人の自宅に住まわせてもらうので、現地の方との交流が深められます。家庭料理を味わったり、語学の勉強ができたりと、家族的な付き合いができるので現地で生活する雰囲気をたっぷり味わいたい方にお勧めです。習い事のスクールによっては、提携しているホームステイファミリーを紹介するサービスを提供している所もあります。

⑤ルームシェア
国や都市によってはインターネット上のサイトなどでルームシェアを募集していることもあります。いろいろと調べて見られるとよいでしょう。

<部屋を借りるときのチェックポイント>

  • 場所はアクセスのよい場所か(スクールへの通いやすさだけでなく、観光にでかけたりしやすい場所かどうか)
  • 治安のよい場所か
  • インターネット(Wifiなど)が完備されているか
  • キッチン用具は調理器具や食器などもついているか(自炊しない方には不用ですが自炊される方にはキッチン用具がついている部屋がお勧めです)
  • 現地のスタッフは日本語が話せるかどうか・清潔かどうか(ホームページや口コミサイトを参考にチェックしましょう)
  • アメニティ(シャンプーやせっけん、タオルなど)はついているか(ない場合はもっていく必要があります。
  • 洗濯機や乾燥機はあるか
  • アパートにドアマンがいるか(国や都市によりますがアパートやマンション位警備員兼受付スタッフが常駐している場合があります)

習い事の事前準備を確認

現地にいって習い事をしっかり学びたい方は、事前に予習や基礎的な勉強をしておくのがお勧めです。英語や現地の言葉で行われる習い事の場合、語学の勉強も必須です。お習い事やおけいこ事特有の専門用語も抑えておきましょう。

ビザを確認しよう

国によってビザ(査証)が必要です。観光ビザでよい場合もありますし、習い事の内容や期間によっては学生ビザの取得が必要になる場合もあるので気を付ける必要があります。必ず各国の大使館などのホームページから確認するようにしましょう。

<短期間の旅行などの場合、ビザが不要な国>

ただし学校などに通う場合はビザが必要になる場合があります。詳細は各国大使館のサイトなどでご確認ください。

アメリカ 90日以内(ESTAという登録が事前に必要)
オーストラリア 90日以内(ETASという登録が事前に必要)
(いずれも旅行代理店で代行してもらうことや各国のインターネットサイトで直接申請手続きすることができます)

  • 中国 15日以内
  • 韓国 90日以内
  • シンガポール 3か月以内
  • カナダ 3か月以内
  • イタリア 3か月以内
  • イギリス 6か月以内

各国の法改正などで変わる場合がありますのでご注意ください。

これ以上の期間その国に行く予定の場合、事前にビザを取る必要があります。たとえば、半年間アメリカのスクールで学ぶ予定の場合など。ビザの取り方は各国により異なります。

ビザ取得のサポートはそのスクールがやっていることもあるので一度相談されてみるとよいでしょう。

現地に行ってから困らないようにするには

ホームページから問い合わせするときは日本語で返信があっても、現地のスクールには受付のスタッフも先生も日本語が使えない場合もあります。

英語や現地の言葉が つかえないとチンプンカンプンだったということもありがちです。申込書のコピーを持参するなどしておくとよいでしょう。

<行く前の最終チェック>

  • スクールのスケジュールを確認(何月何日の何時から、いつまでか)
  • スクールの場所を確認(現地で迷わないように地図を確認)
  • ホテルなどの滞在場所からの移動方法を調べておく(電車、徒歩、タクシーなど)
  • 申込書のコピーを用意する
  • 習い事に必要な持参物を忘れずに
  • スクールやホテルの電話番号や住所は必ず控えておきましょう。

海外旅行保険のサービスでは、なにか困った時に電話できる日本語対応してくれるコールセンターがある保険などもあります。

海外はちょっと不安という方は、クレジットカードに付帯する海外旅行保険やそれ以外にも保障の充実した海外旅行保険を契約しておくのもよいでしょう。

まとめ

プチ留学(おけいこ留学)はもっとも手軽な留学の方法です。いつか習ってみたかったことを本場で習えるのが醍醐味です。どこかに旅行にいくついでにおけいこ事を習ってみるのよいでしょう。

事前にたくさんのスクールを調べてみればその中からご自身にあったスクールが見つかるはずです。

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