TOEFL iBTで100点を取るためのリスニングのコツ | 英語の単語 勉強法【VocaBoost(ボキャブースト)】

TOEFL iBTで100点を取るためのリスニングのコツ

第2の関門、リスニングパート(概要)

TOEFLのリスニングテストは制限時間が60分から90分で、6~9のパッセージ(2~3つの会話と4~6つの講義)の内容を聞いて答える問題で構成されているわ。

試験のすべてがコンピューターを用いて行われるTOEFL iBTの試験では、ヘッドセット(ヘッドフォンとマイクが一体型になっているもの)が使われるのが一般的よ。スピーカーで一斉に行うタイプの試験に慣れている人にとってはちょっと変な感じがするかもしれないわ。

また、試験中は音声を聞きながらメモを取ることはできるけど、音声を聞く前に設問や選択肢に目を通すことはできません。そして、『TOEFL iBTのリーディングパート』とは違い、一度回答した問題には後から戻って回答し直すことができないから注意が必要よ。

内容に関して特徴的なものとしては、大学での講義や簡単な事務的内容(学生課への問い合わせ等)を中心に出題されるということが挙げられるでしょう。

英検や『TOEICなどのリスニング』に慣れている人には少々わかりにくかったり、答えにくかったり感じられるかもしれませんが、これは、TOEFLが英語力そのものではなく、実際に英語を使って学び、生活していく力を測るものであるという性格を考えれば納得いくものではないでしょうか。

内容についてやや詳しい話をすると、TOEFL iBTのリスニングは大きく分けてConversation(会話)のパートとLecture(講義)のパートに分かれています。講義の部分では特に、リーディングと同じように様々な分野からのやや専門的な内容を聞くことになりますので他の試験よりも難易度が高く感じられるかもしれません。

TOEFLのリスニングテストで出題される会話や講義の内容に素早く的確に反応するためには、定型的な文章やアカデミックな場面でよく見られる単語などだけではなく、話し言葉に特有の表現や、間の取り方にも普段から慣れておく必要があります。

日本に住んでいると英語のネイティブスピーカーと会話する機会はあまり多くないかもしれませんが、英語で放送されるニュース番組など、ソースは何でもよいので字幕などに頼らず、自分のリスニング力だけで内容を把握できるようにする練習をするなど、できる範囲での工夫や努力をしてみましょう。

細かいことではあるけど、先に述べたようにコンピューターとヘッドセットを使う回答方式にも注意が必要だよ。メモ用紙にメモを取ること以外はすべて機械で行うテストだから、それだけでも“非日常”である感じが強くなってくるんだ。

試験中など緊張したり落ち着かなかったりするときは、ヘッドフォンをつけている感覚さえ気になってきたりしてしまうものだから、試験の前にヘッドフォンで英語を聞く体験をしてみたりしておくのが良いかもしれないね。

会話を聞いて回答するタイプのテスト

概要の部分でも簡単にご紹介したけど、TOEFLのリスニングテストでは大きく分けて「会話」と「講義」の2つの種類の英語を聞くことになるわ。ここではまず、「会話」タイプのものについて考えていきましょう。

あなたは「大学で聞かれる会話」というと、どのようなものを思い浮かべるかしら。自分の研究内容について教授に相談するのも、休み時間に友人と談笑するのも、学生課で何か事務的な相談をするのも、また教授同士が話しているのもすべて「会話」です。

TOEFL iBTのリスニング問題に出てくる会話は主に学生と教授、もしくは学校の職員の2者間で行われるもので、受験するあなたは自分が学生の立場になっていると考えると会話の内容についていきやすくなるかもしれないわ。

会話の舞台が大学であるということで、リスニングの内容が難しいかもしれないと構えてしまう必要はありません。

会話の相手が教授でも、話の内容は勉強や課題のことだけでなく、寮での生活や街に新しくできた映画館についてなど、身近な話題であることは実際の大学でも珍しくないですよね。TOEFL iBTで出題される会話もベースが大学生活というだけで、内容はごく一般的なトピックであることが多いです。

強いて気をつけるべきポイントをあげるとすれば、TOEFL iBTでは語用論的な理解を問われる問題が出るということです。語用論というのは簡単に言うと“語の用いられ方”に関するものですが、言い換えれば、誰かの発言の文字通りの内容に加えて、その会話における話者の立場や気持ちを考えなければ答えられない設問があるということです。

たとえば、会話の一部を示して「このときの発言の意味は何でしょうか」と質問される場合、選択肢には“常識で考えて”正解だと思われるものが複数出てくることがありますので、消去法的な考え方が難しくなってきます。こういった問題ではその場の状況や登場人物の人間関係なども考慮しなければなりません。

また「good」という語には「よい」に加えて「十分な」という意味があって、「run」という語には「走る」のほかに「経営する」、「実行する」という意味があるなど、使われる場面によって持つ意味が変わってくる語もあるよ。

こういった語に関して1つの意味しか知っていないと紛らわしい選択肢に引っかかってしまう場合があるから注意が必要だよ。

普段からニュースや映画などを使ってネイティブスピーカーが自然に話すスピードに慣れ、その中からキーワードを探し出したり、わからない単語も推測したり場合によっては飛ばしたりできるような練習をすると同時に、言葉の表面には現れない情報にも目を向けられるような訓練をしておこうね。

講義を聞いて回答するタイプのテスト

さて、次は「講義」タイプのものについてお話しするわね。

リーディングパートと同じように、リスニングテストでも様々な分野からアカデミックな題材が登場します。スタイルとしては、講師が説明をするだけのものや、講師が1~2名の学生と意見を交わしながら講義が進んでいくだけのものが一般的なようね。

会話のように頻繁に言葉のやりとりがない分、話の流れがスムーズだと考えることもできるけど、話の転換点などがわかりにくい場合もあるから集中力を途切れさせずに最後までしっかりと聞くことが重要よ。

講義を聞いた後に答える設問には、レクチャーのおおまかな内容を答えるものや、やや細かい点について答えるものなど一般的なリスニング問題にみられるものと、会話タイプのものと同じような語用論的なものが出題される可能性があるの。

講義における語用論的な問題が出題されるとすれば、「教授のこの発言には、教授のどのような考えが反映されているでしょうか」といったようなものよ。講義の内容がしっかり頭に入っていれば答えられるものだけど、選択肢だけをみているとどれも正解であるように思えてしまうかもしれないわ。そのような場合でも、あくまでも自分が聞いた内容やメモだけを参考にするようにし、余計な考えに惑わされないようにしましょうね。

リスニング攻略のカギはメモの取り方にあり

「音声を聞いている間、メモは取っても構わない」というのはTOEFL iBTに限らず、多くの試験で認められていることですが、みなさんはこのメモを有効に活用できているでしょうか。

リーディングよりもリスニングが苦手、それぞれの語句は比較的聞き取れているはずなのに回答できない、点数が取れない、というような人は英語の音声を聞くということそのものよりも、メモの取り方があまり上手でなかったりすることがよくあります。では、上手なメモの取り方とはどのようなことをいうのでしょうか。

はじめに悪い例についていくつか例を挙げるとすると、「聞こえてくる音声をできるだけたくさん書き取ろうとする」「メモに何度も同じ単語が登場する」「とにかくスペースが空いているところにメモし、情報が整理されていない」といったことなどが挙げられます。

「言われてみればそうかもしれない…」と当てはまるものはありませんでしたか?こういった特徴について、なぜそれがいけないのか、どう改善して行けばいいかということを考えていくとリスニングテストのメモを上手に取るためのコツがわかってきます。

まず、リスニングに苦手意識がある人、リーディングと違って文字情報がほとんどないことに無意識のうちに不安を覚えてしまっている人などは「とにかく書き取る」という行動に出てしまいがちだよ。

表やグラフ、地図などの情報に基づいた情報なら本当に大事な情報だけを端的にメモすることができるという人も、比較的抽象的な情報についての会話を聞いているとダラダラとメモを取ってしまったりしてしまったりするのではないかな。

回答のためにたくさんの情報を残しておくことはよいことだけど、メモを取っている間(字を書いている間)は音声を聞くことへの集中力が薄れてしまうことを忘れてはいけないよ。

「メモを取っている」ということから根拠のない安心感を抱いてしまう人やメモに頼りきってしまう人もいるけど、初めからメモを頼りに回答するつもりでいると「何も書いていない=答えられない」ということになってしまうんだ。音声を聞いている間のメモはあくまでも補助的なものだということを頭の隅においておき、聞くことに集中するようにしようね。

また、「同じ単語をたくさん書き取っている」状態のメモも改善する必要があるわ。

簡単な例を挙げれば、「月曜日 課題1の提出」、「木曜日 課題1の返却」、「金曜日 課題2の提出」というのはそれぞれ異なる情報だけど、「曜日」「課題」などの語が共通していて、これらの情報をそのままメモしているとムダがあるように思えるわよね。この場合は「月:1出」「木:1返」「金:2出」などとすると必要な情報をコンパクトにまとめることができるわ。

また、「提出」「返却」についても「月:1↑」「木:1↓」など、記号を使って簡単に表現することができるわ(使う記号は○と△など、わかりやすいものならなんでも結構です)。

メモは人に見せるものではないですし、自分がその時だけ理解できればよいから、極力素早くシンプルに書いていくようにしましょうね。上にも書いたように、手を動かしている間は聞き取りに100%の力が使えていない可能性があるから、メモを取るのに要する時間は必要最低限に抑えておかなければだめよ。

それから、「空いているところにメモする」というちょっとしたクセのようなものにも落とし穴が潜んでいることを忘れてはなりません。

ここでも繰り返しご説明している通り、リスニング中のメモは必要最低限の情報をすっきり、わかりやすくまとめるためのものですが、これに「順を追って」というポイントも付け加えておきましょう。

TOEFL iBTのリスニングは大学における講義や会話が中心になってはいますが、やはり試験ですので“ひっかけ”のようなものもないわけではありません。

「11時って言っていたけど、やっぱり15時ね」とか、「小講義室を想定していたけど、中講義室の方がいいかな」など、話の流れの中で要所要所に嫌な変更を加えてくることがあったり、「○○専攻の学生はこれ、△△専攻の学生はあれ」など細かい部分まできちんと聞けていないと後で回答できないような部分があったりします。

このような内容の英語を聞きながら思いついたところにメモを取っていると、どのポイントが先に話されたものなのかがわかりにくくなり、後で見直したときに「時間が2つ書いてあるけど、どっちだったかな」とせっかくのメモが足をひっぱってしまうというようなことになりかねません。

詳細の変更などは実際の会話の中でも起こりうることではあるのですが、リスニングテストのときは特に「ひっかけがあるかも」と疑ってかかるくらいが丁度いいかもしれません。自分のメモ取り方が自分の首を絞めてしまうというようなもったいない状況にはおちいりたくないものです。

TOEFL iBTで100点を取るためのリスニングのコツまとめ

リーディングでは時間配分が高得点を取るためのひとつのカギとなってきますが、音声が自動的に再生されるリスニングの試験では時間の有効活用が必要となってくるよ。上でも細かくご説明したように、聞き取りの間、回答の時間を無駄なく使うためにはメモの取り方を見直すことが大事だと言えるね。

メモに関する細かい注意点はいくつかあるけど、基本的には「英語を聞く邪魔をしない」ということを心がけておくのが大切なんだ。なるべく字を書いている時間を減らすように心がけようね。メモを最小限に抑えようとすることで本当に必要なキーワードを聞き逃さないための聞き方が身についてくるよ。

また、人それぞれ好みは違うかと思うけど、個人的にはすべて英語でメモをとることをおすすめするよ。音声を聞きながら日本語に変換して理解することがあっても、メモは元の英語の単語を使って取ってね。

たとえば、「university」という語を「大学」とメモしていて、回答するときに「college」と訳してしまうと正しく回答できないということが起こってくるよ。TOEFL iBTのような選択式のテストでは大きな問題にはなりにくいけど、英語を英語のまま理解する姿勢はリスニング能力を高めるための重要な一要因だね。

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