TOEFL iBTで100点を取るためのリーディングのコツ | 英語の単語 勉強法【VocaBoost(ボキャブースト)】

TOEFL iBTで100点を取るためのリーディングのコツ

第一の関門、リーディングセクション(概要)

さて、ここではリーディングセクションについて詳しく見ていきたいと思います。

TOEFL iBTのリーディングテストは60分間あるいは80分間で、36から70の質問に答えるものです。時間と設問数に開きがあるのは出題される文章の数が回によって異なるためですが、60分で3つ、あるいは80分で4つの文章が出題されます。

1つのパッセージはだいたい700語前後で書かれていることが多いです。文章ごとの時間制限はありません。途中の問題をとばして後から回答することもできます。

TOEFL iBTのリーディングでは主にアカデミックな内容の文章が使われているよ。海外留学を目指す人々が受験するイメージのある試験だけど、出題される文章の内容は受験者の専攻分野に関わらず、歴史や心理学など文系的なものから、生物学、環境科学、天文学などといった理系的なものまで様々。

とはいえ、もちろんTOEFLはあくまでも英語の試験だから、出題される英文の内容についての細かい予備知識がなくても問題はないんだ。文章中に登場する専門性の高い語句などには注が付されることもあるから、専門外の分野からの出題でも慌てる必要はないよ。

設問についても、文章の内容に関するものもあるけど、単語の意味を答えたり、ある文章を挿入するのに適切な部分を選んだりするなど、純粋な英語力を図るものも多いです。

今までに見たことのないような分野や苦手意識のある分野に関する文章が出題されることも考えられるけど、パッと見の雰囲気にやられてしまうとそんなに難しくないはずの語句問題などにもつまずいてしまったりするから、文章の詳細に深入りしすぎることなく、自分のペースで回答していくことがポイントになるよ。

最後まで落ち着いて回答するための時間配分

制限時間が60分になったり80分になったりするTOEFL iBTのリーディングセクションですが、いつも覚えておきたいのは、“制限時間が何分であっても1パッセージにかけられる時間は20分”ということね。

「60分で3つの文章を読むっていうことは、ひとつの文章を20分で読めばいいんだな」というのは小学生でもわかるくらい単純なことだけど、いざ試験が始まると、「この文章にかけられる時間はあと2分しかないのに半分しか回答が終わっていない」という状態になったり、「あと1分くらいこの文章のために使ってもいいだろう」と残りの時間を切り崩してしまったりするなどして、気をつけているつもりでも“1パッセージ20分”というルールを忘れてしまうことがあるの。

TOEFL iBTの試験に限らず、こういった状況に心当たりのある人は特に1パッセージあたりに使える時間を意識することを心がけましょうね。

また、試験時間が足りなくなってしまうと感じている人の多くは文章をはじめから終わりまで1語1句残さず読んだり、同じ箇所を何回も読んだりしているよ。

文章の内容を把握したい気持ちはわかるけど、試験問題を読み物のようにじっくり読むなんていうことは、TOEFL iBTにおいては単なる時間の無駄にすぎないんだ。限られた時間の中で文章を読み、いくつもの設問に答えるのにはある程度の慣れといくつかのワザが必要になってくるよ。

スキミング(skimming) とスキャニング(scanning)

“スキミング(skimming)” 、“スキャニング(scanning)”という言葉をご存知でしょうか。TOEFL iBTのリーディングのようにボリュームのある文章を短時間で読まなければならない場合には是非使いたいスキルです。

スキミングというのは簡単に言えば文章を「ざっと読む」ということで、文章の大意をつかむために使われるスキルです。英語で書かれた文章、特に論文調で何かを説明するような文章は、日本語の文章によく見られる起承転結の構成とは違って結論から書かれることが多いです。

また、大事なポイントは1段落に1つずつ書かれ、段落と段落の間(2つ目の段落の最初)には普通それらの関係を示すための接続詞が置かれますので、各段落の冒頭1-2文を読むだけでも文章の主旨や流れがつかめます。

TOEFL iBTの試験では文章の大まかな意味よりも細かい部分に関する設問も多いですが、文章の主意がわからないと不安、トピックがわかったほうが質問に答えやすいという人は、このスキミングのスキルを使って短時間で文章の流れをつかむようにしてみましょう。各段落のメインアイディアを拾っていくことで、後から細かい内容を探し出すのも楽になります。

そして、もう一つのワザであるスキャニングというのは、文章の中から必要なポイントを「ピックアップする」ためのスキルよ。

自分が興味を持って「このことについて知りたい」と思って読む文章なら欲しい情報を探すということは自然とできるかもしれないけど、TOEFLなど試験で読む文章だと回答に必要な部分だけを探し出すのは難しく感じることもあると思うの。文章を最初から最後まで飛ばすことなく読んでいく癖がついている人の中には、回答のヒントとなる部分を瞬時に見分けることが苦手な人もいます。

スキャニングはそのような悩みを持つ人たちにぜひ身につけてほしいスキルの一つよ。具体的に説明するとすれば、シンデレラの物語について「シンデレラの馬車は何でできていますか?」とたずねられたら、文章の中から「馬車」というワードを探すとその周りに答えがあると考えられるはずです。

このような設問に関してはストーリーの流れを理解することよりも、文章中のどこかにある「馬車」や「乗り物」、「材料」というようなワードに素早く反応することが求められます。冒頭の部分から1語ずつ読み進めていっても答えである「カボチャ」には一向にたどり着きません。

こうやって書くとバカバカしくみえてしまうかもしれませんが、「時間が足りない!」と悩んでいる人はこのスキルが使えてないことが多いのです。慣れないうちは難しく感じられるかもしれないけど、時間の節約のためには使えるスキルですのでいろいろな文章を使って練習してみましょう。

TOEFLの問題集やその他の英語の文章を制限時間を設けて読んで内容を把握する練習や、新聞の見出しに出てくる言葉やそれに近い語句を記事本文の中から探す練習などを取り入れると、短時間で文章の大意をつかんで要約したり、必要な部分だけ深く読み込んだりする力がだんだんと養われてくるはず。

試験本番で慌てることなく回答できるように、様々な分野の文章でスキミング、スキャニングをやってみよう。

試されるのは英語力だけではない

突然の脅し文句のようになってしまいますが、この試験を単に英語の試験だと思っていると痛い目に逢ってしまうかもしれません。高得点を狙うために、英語力のほかに必要な能力について考えてみましょう。

概要の部分でも少しだけ触れましたが、TOEIC iBTではアカデミックな、幅広い分野の文章を読まなければなりません。もちろん、書かれている内容について専門的な知識を持っていなければ答えられないような問題が出題されるようなことはありませんが、市販されているTOEFL iBT向けの単語集の内容などを頭に叩き込めば高得点が取れるかといえばそういうことでもないのです。

初めて見る文章に素早く対応するには、文章の流れについていけるくらいの知識や常識があるに越したことはありません。世界の経済やテクノロジー、環境問題などについては日本のニュースや新聞でも取り上げられていますので、英語でも日本語でもそういった多岐にわたる話題に触れる習慣を身につけておくと、試験本番での英語の文章も読みやすくなるでしょう。

また、たとえば「学生の頃から化学は苦手だったな」という人も、英語の試験であるはずのTOEFLで化学に関する文章を読まなければならないことは十分に考えられるから、普段からニュースや雑誌などを利用して幅広いジャンルの英語に触れる努力をして、苦手意識のある内容の文章でも集中力を途切れさせることなく読めるような準備をしておこうね。

語彙対策はしっかりしているのにリーディングの点数が伸びない、時間が足りなくなってしまうという人は、読む文章に十分集中できていなかったり、反対に苦手な分野だからと慎重になりすぎてしまったりすることがよくあるよ。

時間配分についての部分でもお話ししたけど、出題される文章についてその内容そのものを100%理解しなければならないといことではないから、回答に必要な情報だけを効率よくピックアップすることに意識を集中させられるように気をつけようね。

TOEFL iBTで100点を取るためのリーディングのコツまとめ

これまでTOEFL iBTのリーディングについて概要、コツなどについてお話してきたけど、この試験で100点を取るという具体的な目標をクリアするためにはどのようなことが必要かしら。ここでは準備段階、試験当日に気をつけたいことを説明しながら目標達成のためのヒントをお話ししていくわ。

TOEFLのリーディングが苦手だという人は、スキミングやスキャニングといったスキルを使いながら効率よく読むことに慣れていなかったり、問題形式そのものに戸惑ってしまったりしていることがあります。

TOEIC』や英検など他の試験の方がいい点数を取れるという人も見かけるけど、TOEFL iBTのような特殊な試験ではどれだけ試験形式に慣れているかということも大きなカギとなるから、過去問などでしっかり対策をしておくようにね。

また、コンピューターの画面上で英文を読み、問題に答えるというのは普段の生活で経験することはほとんどありません。このことは事前に知っていてもやはり実際にやってみないとどういった感じがするのかがわかりにくいですので、試験対策の段階で時々コンピューターの画面で英文を読むことに慣れる機会を少しでも持つようにするとよいでしょう。

試験当日は、とにかく平常心でいることを心がけましょう。リーディングは朝一番の試験だということもあって頭が回っていなかったり、変に緊張してしまって文章が頭に入ってこなかったりしてしまうこともあります。

試験開始の直前まで単語帳を見たりする人もいますが、試験当日は英語脳にするために英語の本(試験対策用でないもの)や英字新聞などをなんとなく読む程度で構わないと思います。できるだけリラックスして肩の力を抜き、「1パッセージ20分」というルールだけは忘れずに試験に臨んでください。

一般的に日本人は4技能の中ではリーディングが一番得意だと言われていますので、ここでできるだけ多くの点数を稼ぎ、いいスタートを切りたいですね。

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自由奔放な姉に憧れているが、なかなか素直に生きられない不器用な女の子。素直になれなくて髪色を青くしている。本当はモテ色ピンク系ブラウンにしたい。